2020.12.03
期間を表現する英語フレーズ
仕事上で、期限、期間など時間を表現する事が多くありませんか。
~の間や、~までなど期間を表現する英語フレーズを紹介します。
日本人が間違えやすい "until" と "by" 使い方も解説しています。
from --A-- to --B--
AからBまで
Mr. Suzuki will be away on business from this Wednesday to Friday.
鈴木さんは今週の水曜日から金曜日まで出張します。
while
~(している)間
I can modify the design while you are in the meeting.
あなたの会議中にデザイン案を修正できます。
until
~まで
:"until" には、「~まで●●をし続ける」という意味になります。
そのため、"finish" など継続的な動作が含まれない動詞と一緒に使う事はできません。
[NGの例]
I can finish work until 6 P.M.
[OKの例]
I work until 6 P.M.
6時まで働きます。
I can eat lunch until 2 P.M.
2時までランチを食べられます。(食べる時間があります)
否定文にした場合のニュアンスもみてみましょう。
I cannot eat lunch until 2 P.M.
2時までランチを食べられません。(2時以降に食べる事ができます。)
By
~までに
:日本語で考えると "until" と意味が似ていますが、"by" は "until" のように動作を続けている、という意味はなく、『その時点まで(のいずれかのポイント)』の意味になります。
I can finish the report by Friday.
金曜日までにレポートを書き終えられます。
(木曜日までにレポートを書き終えられるかもしれないが、金曜には終える事ができる)
I can finish eating lunch by 2 P.M.
2時までに、ランチを食べ終えられます。
否定文にした場合のニュアンスもみてみましょう。
I cannot finish eating lunch by 2 P.M.
2時までにランチを終えることは出来ません。(2時の時点でランチが途中になる)
within
~以内に
:withinは時間だけではなく、距離や範囲に使います。
I can finish this paper work within thirty minutes.
30分以内にこの事務作業を終えられます。
ちなみに、距離に "within" を使う場合は
Our office is located within walking distance.
事務所は徒歩圏内にあります。
◎締め切りや期限の意味を持つ名詞
deadline
締切
:「デッドライン」と日本語でも使われている "deadline"。英語でも同じく締切日の意味で使われます。
"deadline" は "dead" =死、"line" =線、という意味からも一旦その日付を過ぎると、受付けてもらえない(どうしようもない)という少し厳しめの締め切り日になります。
The deadline to apply for the position is the end of November.
その求人への応募の締め切りは11月末です。
I have to send the resume by the deadline.
締め切りまでに履歴書を送らないといけません。
due date
締切日、期限
:“deadline”と同じく、締切日という意味もありますが、遅れる可能性もあるものに使います。
ちなみに「出産予定日」の意味もあります。
The due date of the report is on November fifteenth.
レポートの提出期限は、11月15日です。
expiration
有効期限、満了
The expiration date of the tenant agreement is January 31st.
このテナントの契約満了日は1月31日です。
"expiration" の動詞 "expire" を使うと、
The rental agreement of this tenant will expire on January 31st.
このテナント契約は1月31日に切れます。
特に仕事では明確に正しい日時が相手に伝わるような表現を選ぶのが大切です。
単語一つでニュアンスが異なりますので、使いこなせるようになると便利ですよ。