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就職活動をしている方にとって「TOEIC L&Rのスコア」と一度は耳にされた方はおられると思います。
また、企業のグローバル化に伴い、昇進・昇格・昇級の規定にTOEIC®L&Rのスコアが600点以上を条件とする、と人事部や上司から言われた方も少なくないはずです。
このTOEIC®L&R600点というスコアですが、大学生の平均スコアは約580点と言われています。
近年では、就職時にTOEIC®L&Rのスコアを持っていると有利になる事も多い為、大学生の方はそのためにTOEIC®L&Rテスト学習を進めている方も多いはずです。
と考えると、社会人の場合、英文科を卒業している、留学経験があるなど英語が身近ではない限り、600点以上を目指すには努力なしで、到達できないスコアです。
公開テストの平均スコア
まず、最近公開テストはというと、2020年12月6日、合計68090名の方が公開テストを受験しました。
その際の平均スコアは下記の通りです。
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参照:一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
受験者全体のスコアバランス
また、受験者全体のスコアバランスは下記の通りです。
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参照:一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
業種別必要スコア
トータルスコア621点(直近の公開テストの平均点)が高いのか低いのか、ピンと来ない方は業種ごとに必要とされるスコアをご参照ください。
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参照:一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
企業が求めるスコア
さて、本題の企業が求めるスコアは下記の通りです。
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日本でも名だたるグルーバル企業で、海外勤務を希望するには、900点以上が必要と言われています。
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海外の企業とやり取りがある、海外にも支店がある、外資系の企業の場合、入社時に7504点以上、昇級には850点以上が必要な会社もあるようです。
特に、このような会社の場合、海外に提携先を持っている事も多く、メール、発注書、指示書など全てが英語で作成する必要な場合もあります。
そうなると、英会話力のみではなく、文法の正確さ、語彙の多さ、ビジネスシーンに適切な英語の知識、処理のスピードなど、単に英語力と言えど幅広い英語力が必要になってきます。
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海外への事業拡大や、スキルを持った海外労働者の受け入れに合わせ、今まで社内で英語に触れる事がなかった部署などでも、700点以上が求められる場合が増えてきているようです。
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この様に、ここ数年では昇格規程にTOEICスコアというのが当たり前の様になってきました。
中には、仕事では全く英語を使わない部署なのに、会社から言われているからTOEIC®L&Rのスコアを取る、という人も増えてきているのが現状です。
そうなると、TOEIC®L&Rの高得点保持者でも実際に仕事で英語を使う機会がなく、
TOEIC®L&Rスコア = 英語が話せる ではない
という現象も起きています。
TOEIC®L&Rのスコアアップには、1点に対し1時間の学習が必要と言われ、高得点になれば1点に対し2時間以上の学習が必要とも言われています。
魔法の様に何も努力せず一瞬でスコアが上がる事はありません。
目標を立て、学習という努力を積み重ねていきましょう。
費やした時間があなたのゴールへのスコアになりますよ。