"It's not my cup of tea."「これは私の紅茶じゃないわ」
とてもエレガントな響きですね。
妄想で、「~じゃないわ」と訳したからだけかもしれませんが・・・

もともとは、イギリスで使われ出した表現のようですが、「私好みの紅茶ではないわ」というニュアンスから、「好みじゃない、性分に合わない」という意味で使われます。

例文
A: I am going to go to the art museum this weekend. Would you like to come with me?
今週末、美術館に行くんだけど、一緒に行かない?
B: What kind of art is it?
どんなアートを見に行くの?
A: It’s modern art.
近代アートなんだけど。
B: Oh, modern art is not my cup of tea.
近代アートは、得意じゃないんだよね。

例文
I like walking, but window shopping is not my cup of tea.
歩くのは好きなんだけど、ウインドウショッピングは性分に合わないんだよね。


この"It’s not my cup of tea" という表現、フランス語でも同じ表現が使われています。
フランス語では、
Ce n’est pas ma tasse de thé.

国が違えば、表現が違う事も多いですが、同じ表現が使われているというのは、興味深いですね。