今回は、英語から意味を推測するのが、なかなか難しいユニークなイディオムの紹介です。

Face the music
まず最初に、“face” と聴くと「顔」(名詞)を思いつくと思いますが、動詞では「~に面する」「~に立ち向かう」「~と向き合う」という意味もあります。
そのため、”face the music” を直訳すると「音楽と向き合う」の意味になります。

「音楽に向き合う」 というと、何かしら楽器に真剣に取り組んでいるのかしらと想像できますが、イディオムの意味としては、
「受け入れがたい状況と向き合う」
「自身が招いた悪い状況を受け入れる」

という意味になります。
「自業自得」とも似ていますね。

・If you do something wrong, you will have to face the music.
何か間違ったことをしたら、その責任を取らないといけません。

・Whatever he says, it’s his fault. He should face the music.
彼が何を言おうと、彼がしでかした事だから、責任を取ってもらわないと。

なかなか使うシチュエーションが難しいイディオムではありますが、「自業自得だな!」と英語で言いたいときに使ってみてください。