直訳をすると「天井を打つ」になりますが、慣用句として使われる場合の意味を今回はご紹介します。

Hit は “hit a ball” のように何かを打っているイメージがありますが、「達する、到達する」という意味でも使われます。

1)相場が天井に達する
日本語でも「株価が天井を打つ」という表現をしますので、イメージしやすいかと思います。
●The stock price hit the ceiling. 
株価が最高値を付けた。

2)ものすごく怒る、ブチ切れる
「ものすごく怒る」という意味で使われる事の方が一般的です。
●I damaged my mother’s car.
She will hit the ceiling when I tell her.

お母さんの車に傷をつけてしまったんだ。
このことを話したら、ブチ切れるんだろうな。


この場合、ceiling の代わりにroof、”hit the roof” で表現される事もあります。
My father hit the roof when he heard that I had left university.
大学を中退したことを知った時、父はとても怒った。


怒り心頭で天井を打つほど!
とイメージをすれば、覚えやすいですね。