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To Raise Eyebrowは、『驚かせる』という意味があります。
驚いて眉が上っている表情とリンクしやすい表現ですね。
実際にどのように使うのかと言いますと、
Everyone raised their eyebrows when John came in the office with his hair purple.
ジョンが髪の毛を紫色に染めて会社に来て皆を驚かせた。
My parents raised their eyebrows when they found out that I passed the exam.
試験に合格して両親を驚かせた。(合格できると思っていなかった。)
多くの人が驚くような事があった場合には、quite a few をつける事があります。
Quite a few をつけると「多くの眉毛が挙がった」=「多くの人を驚かせた」
というニュアンスになります。
It raised quite a few eyebrows when the president decided to step down from his position suddenly.
社長が突然辞任を決めた事は多くの人を驚かせた。
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◎Raise Eyebrow
Raise Eyebrowsの他に、Raise Eyebrow という表現があります。
複数あったEyebrowsが単数のEyebrowに形を変えるとその意味は「怪訝で眉をひそめる」となりネガティブな時に使います。
両方の眉があがっている表情と、片方の眉があがっている表情では、受ける印象の違いは一目瞭然ですね。
John raised his eyebrow when he heard his coworker got promoted but he didn’t.
ジョンは同僚の昇進して自分はしない事を聞いた時眉をひそめた。
ちなみに『眉間にしわを寄せる、しかめっつらをする』を表現するには“frown”という動詞があります。
He always frowns when he talks.
彼は話をするときいつもしかめっつらだ。
良い意味で驚いたのか、悪い意味で驚いたのかは、前後の文章から読み取る必要がありますが、表情が気持ちを表す表現ですので使いやすいと思いますよ。