光陰矢の如し

年末になると、ついつい口にしてしまうフレーズですね。

Time flies.

まさに「時間が飛ぶように過ぎていく」とかなりシンプルな表現です。



日本語だと
『光陰矢の如し(こういんやのごとし)』

光=日、陰=月の意味があり、今日では単に、月日(時間)が、早く過ぎゆくことを例えて使う事が多いかもしれません。

ですが、「矢の如し」には、一旦、放たれた矢は戻ってこない、という意味があり、
「過ぎ去った時間は戻ってきませんよ、大切にお過ごしくださいね」
という意味も含まれています。
そのため、年末などの区切りの時によく使われているのでしょう。

どこの国の人でも、どの時代でも「時間がすぎるのは早いなあ。何もできなかったなあ。」
と思う瞬間があり、このようなことわざが生まれたのでしょうね。