2021.01.22
「本当に?!」のさまざまな英語表現を知ろう!
何か驚いたことがあった時「本当に?」「マジで?」「うそっ!」「冗談でしょ!」とさまざまなフレーズを返しますね。
今回は、really以外の「本当に?」と言いたい時に使える英語フレーズをご紹介します。
1.Seriously
「本気で言っているの?」「まじめに話しているの?」
Seriouslyは「真面目に、本気で」という意味があります。語尾を上げながら言うことで、「本気なの?」と質問をしているニュアンスになります。
A:I have just told my boss that I’ll quit. I will become a painter.
仕事を辞めるって上司に話してきたよ。 画家になるんだ。
B:Seriously? You aren’t good at painting at all!
本気でいっているの? 絵を描くのが下手じゃん!
“Seriously?”の代わりに“Are you serious?”もよく使われます。
A:I have just told my boss that I’ll quit. I will become a painter.
仕事を辞めるって上司に話してきたよ。 画家になるんだ。
B:Are you serious? You aren’t good at painting at all!
本気なの? 絵を描くのが下手じゃん!
A:Yes, I’m serious.
もちろん、本気だよ。
2.What!
「なんだって!」「なんですと!」「なに~!」
Whatは疑問詞として「~は何ですか?」と尋ねる時に使い方は一般的ですが、
一言 “What!” だけで「なんだって!」「なんですと!」「なに~!」とハッピーなこと、悲しい事柄に関係なく驚きを表現します。
A:I just heard Sam is going to be our boss.
今、耳にしたんだけど、サムが上司になるんだって。
B:What! That’s a good news. We could be a better team with him.
なんだって! それはいいね! 彼とだったらもっと良いチームになれるよ。
3. Get out!
「信じられない!」「まじで!」「冗談でしょう!」
“Get out”を直訳すると「取り出す」「出ていく」という意味で、実際にその意味でも使いますが、信じられない事や、思いがけず起きた事に対する驚きの感情表現として「マジで!」という意味としても使います。
また、“Get out of here!“直訳すると「ここから出ていけ!」も、同じように「信じられない!」「まじで!」という意味で使います。
嬉しいときなどハッピーで結構な驚きがあった時に使われます。
A:Guess what! I’m going to be promoted next month, and I’ll get a lot of money!
ちょっと聞いて! 来月昇進して、めっちゃ給与も増えるんだよね。
B:Get out!
まじで!
4. No way!
「うそでしょ!」「信じられない!」「ありえない!」「すごい!」
"No way"は驚いた時の感情表現として、悲しいサプライズ、うれしいサプライズ、両方の感情に使います。
A:Tom competed in a triathlon race and after that he went back to his home jogging.
トムはトライアスロンに参加した後、家までジョギングして帰ったんだって。
B:No way!
うそでしょ!
5. You’re kidding
「冗談でしょ!」「まじで!」
疑問文にした“Are you kidding me“直訳は「私をからかっていますね」も同じ意味、「冗談でしょ!」として使われます。
"You’re kidding"もとてもカジュアルなフレーズなので、近い関係の人に対して使う事をおススメします。
A:I won two free tickets to Paris from the prize competition. Why don’t you come with me?
懸賞でパリ行きの航空券が2枚当たったんだ。一緒に行かない?
B:You’re kidding! How can I say no!
冗談でしょ! 行かないなんて言えるわけないじゃん!
”kidding”は「からかう」という意味がありますが、”kidding”を使った別のフレーズとして”no kidding” 直訳すると「冗談抜きで」「からかい無しで」という所から、「まじで!」と同じニュアンスで使われます。
他にも、 “You are joking“ 「冗談でしょ!」「信じられない」も同じように使われます。
"What"や"Get out"、"No way"、"You're kidding"はとてもカジュアルな表現です。 そのため、ビジネスなどフォーマルのシチュエーションで使うのは避け、ビジネスで使うにしても社内の同僚程度にしておいた方が良いフレーズです。
また、”Really”を連発していると、”I’m telling you the truth!” 「本当のことを言っているよ」と言われた経験があります。
日本語では「へー、そうなんだ」とあいづちのような感覚で「ほんまに!?」「まじで!?」を使いますが、英語で「Really」を使うと、驚いているとともにそれが本当なのか訊いているようなニュアンスになり、まるで「あなたの言っている事は信じられないわ」のように伝わってしまったんでしょうね。
みなさまもお気をつけください!