「付加疑問文」tag question とは「~だよね?」という質問を言います。
今回は、tag questionが含まれた会話の返事で日本人が間違えやすいポイントを解説します!
「付加疑問文」とは、
“The meeting is at ten, isn’t it?” の
“, isn’t it?” の箇所となります。
日本語でこの付加疑問文を使って、会話をすると、
「会議って10時だよね?」
10時の場合 ⇒「うん、そうだよ!」
会議の時間が10時ではない場合、
11時の場合 ⇒「いいや、11時だよ」
となります。
これらの会話を英語ですると
The meeting is at ten, isn’t it?
「会議って10時だよね?」
10時の場合 ⇒Yes, it is.
「うん、そうだよ!」
11時の場合 ⇒No, it isn’t. It is at eleven.
「いいや、11時だよ」
となります。
それでは、会議が11時に予定されていて、否定文で尋ねた場合を見てみましょう。
The meeting isn’t at ten, is it?
「会議、10時ではないよね?」
日本語の場合、「うん、11時だよ」となるため、
”Yes, it is at eleven”
と言いたくなりますよね。
ですが、正しくは
“No, it isn’t. It’s at eleven.”
となります。
日本語の場合、否定文「会議が10時ではない」がという事が、事実であれば、「はい」で返します。
ですが、英語の場合、[The meeting at 10:00 / 会議が10時]という情報が合っているかどうかで返事をします。
日本語と英語では、返事の仕方が真逆になるので、こんがらがる人が多いと思います。
ポイントとしては、肯定/否定の箇所を取っ払って、文章の重要な部分のみ見る!
例えば、
”The meeting
「会議、10時?」
会議が10時であれば、”YES”
10時でなければ、”NO”
と返事すればOK! という具合です。
これをふまえ、会議が10時に予定されている場合に、次のように訊かれたら・・・
The meeting isn’t at ten, is it?
返事は、
Yes, it is.
となります。
実際の会話では、”YES” は言わず、単に “It is.” と返す事が一般的です。
また、“IS” を強く発音し “it IS” とイントネーションをつけると、『そうだよ!(10時だよ)』のニュアンスが伝わります。
ちなみに、
”The meeting isn’t at ten, is it?”
のように《否定文で尋ねられた時》&《答えがYES》の場合には、
“Actually, it is!”
『そうだよ!』、『合っていますよ』のような返事の仕方も日常の中ではOKです。
英語と日本語では、YESとNO の使い方が場合によって、真逆になるため、日本人が苦手なポイントでもあります。
日常の会話では、自分が言いたい事を伝える事が大切ですので、YES、NO だけで返事をするのではなく、”The meeting is at ten!” と文章で伝えるといいかもしれませんね。