フランス語の紹介
フランス語は世界で発話人口の多い言語のひとつ
フランス語は5大陸をまたぎ、29もの国で公用語として使われています。例えば、フランス、カナダ、アフリカ、ベルギー、ルクセンブルク、モナコ、タヒチなど。
主に外交でも使われ、国連(事務局で使われる2言語のうちの1つ)、欧州連合、NATO、国際オリンピック委員会、ヨーロッパの加盟放送局で行われる音楽コンサート、欧州宇宙機関、世界貿易機関などで公用語となっています。
歴史
フランス語は北フランスで話されていたガロ・ロマンス語から発展したロマンス語です。(俗ラテン語を起源としています)
同じ時期に、フランス語はとても力をもっており、イギリスの王室でも公用語として話されていました。
文字の成り立ち
アルファベット:フランス語ラテン文字の26の文字といくつかの特別な文字、例えば母音の上に曲アクセント記号( ^ )や、他にも「ç」: cédille(セディーユ)など英語ではみないアルファベットがたくさんあります。
発音に影響するアクセント:
★ 高アクセント記号
éはəと発音するのではなく、eと発音します。
★ 低アクセント記号
èはɛと発音するのではなく、əと発音します。
★ 曲折アクセント
êはɛと発音し、ȏはoと発音します。普通のフランス語はȃもaと発音していましたが、現在は消えつつあります。18世紀の半ばでは、曲折アクセントは発音されないSの前に使われていました。したがってforestはfor ê t、hospitalはh ȏpital、hostelはhȏtelとなります。
★ セルディーユ(Ç)
Çは、a 、o、uの後舌母音の前では、sと発音します。(Cはほかの場合Kと発音します)
e,i,yの前舌母音の前では常にSと発音します。
可算名詞
フランス語では、可算名詞は、言葉の最後の発音しない子音とその後の文字が連結して発音されます。
可算名詞は、最初の単語が子音で終わる場合と、2つめの単語が母音で始まる場合2つの単語の間に使われます。2つ目の単語が発音しないHで始まる場合も使います。(例:honnête(=honest))
1)必要な可算名詞
例えば、Sは可算名詞の場合Zと発音されます。
a )例:“ Tu es un enfant “はYou are child” は、“Tue s-Z-un-N enfant”と発音します。
b ) 名詞可算名詞 :
“vous avez”は“vous-Z-avez”と発音し、“ils ont”は“ils-Z-ont”と発音します。
2)ほかの可算名詞
いろんなケースがありますが、動詞のあとに代名詞がない場合、不可算名詞には2つの発音があり、どちらでも使えます。
L’enfant prend un sucreは“L’enfant prend un sucre”か”prend-T-un sucre”どちらでも発音できます。
3)隠れている可算名詞
A)単名詞のあと:“un gar Ç on intéressant”(“ungaron-N-intéressant”とは言いません)
B)“et”の後:“un homme et une femme”(“un hommeet-T-une femme”とは言いません)
文法
名詞と代名詞は数字により、語形変化します。(単数か複数、ほとんどの複数名詞はたとえつづりが違っていても単数形と同じ発音をします。
例:Une maison(一つの家)
Deux maisons(二つの家)
形容詞は、数字・性別・性別の名詞と代名詞と、動詞の活用、時制・様子・雰囲気によって変化します。
男性名詞や女性名詞など、馴染みのない方には少し難しく感じるかもしれません。
Une baguette、Une painなど。
もちろん、突然理解できる魔法なんてありません。
習得するのは簡単ではありませんが、アップルkランゲージでは生徒様にご理解いただける様に学習のサポートをさせていただきます。
単語
大半のフランス語の単語は俗ラテン語もしくはギリシャからきています。
ワイン:Wine(英):Vin(仏)/ Vinum(ラテン語)
パン:Bread(英):Pain(仏)/ Panis(ラテン語)
夫:Husband(英):Mari(仏)/ Maritus(ラテン語)
鼻:Nose(英):Nez(仏)/Naris(ラテン語)
Pettit Larousseや、Micro-Robert Plus(約35,000語掲載)などの典型的なフランス語辞書に載っている言葉のうち、約12%がギリシャやラテン由来なのです。更に細分化すると、その12%のうちの25%は英語から来ており、他にもイタリアやドイツからも来ています。
少しフランス語に親しみを持っていただけた方がおられるのではないでしょうか?
是非、一緒にフランス語を学びましょう!