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英会話の自習は無理?

英会話スクールで学ぶだけでは時間の制約があるので、自宅でも練習できるのであれば自習もしたいのですが、会話の練習を一人でするのは難しいでしょうか?

アップルkランゲージより:

そんなことはありません!

たしかに英会話スクールは主に話す練習をする場所ですが、会話をするにはスピーキング力以外にリスニング力や語彙力なども必要です。
これらは自宅や通勤中のすきま時間を使って鍛えることもできます。

リスニングに関していえば、「聞き流し」はお勧めしません。
「とりあえず聞く(hearing)」のは「意識を傾けて聴く(listening)」のと異なり、ただの「音」としてしか受け止められないので耳や脳に残らず、すぐに記憶から消えてしまいます。
絶対にすべきではないとは言いませんが、試してみると効率の良い方法ではないことがわかると思います。

では、どうすればいいのでしょう?
おすすめとしては、文字を見ながら英語を聴いてください。
洋楽なら歌詞を見ながら、洋画なら英語の字幕を目で追いながら、文字とともに音を聴くことで、自分が聴き取りにくい音の種類が傾向としてわかるようになります。

そうすると、今度その音を会話の中で聞いたときに、全部はきちんと聞こえなくても耳や脳に残っている聞きなれた音として思い出すことができるので、推測や記憶から自然に「補って」捉えることができるのです。

語彙に関しては、学生のときのように単語と意味を書いてひたすら覚えるのではなく、絵や写真を使ってオリジナルの辞書を作る、意味も英語で書いてみる、類義語やPrefix(接頭辞)などの言葉のまとまりでマインドマップのように徐々に広げて覚えていく、など工夫できる点はたくさんあります。
例えば外国人が大阪について覚えたり学んだりするとき、大阪=日本第二の都市、とだけはきっと覚えません。
大阪-たこ焼き-都会-キタとミナミ-お笑い-関西弁-フレンドリー・・・など、思いつくまま、興味の広がるままに網は大きくなっていくはずです。

そうすれば、覚えようとしなくてもイメージが自然と広がるため、その言葉を使うときに一緒に使いたい語彙、よく使う表現もすらすら出てくる、という一石三鳥ぐらいの効果が発揮されます。
初めは回り道のように思えても、試行錯誤を繰り返すうちに自分に合った学習法がきっと見つかるので、食わず嫌いをせずぜひ一度はどんなやり方でも試してみてください。

学習を続けるのは容易なことではありませんが、学習方法に趣向を凝らして変化を与え続ければ、楽しさ、面白さがずっとずっと長続きしますよ。

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