~したに違いない
実際のところは知らんけどかなりの確率でこうだったんだろう!

と過去の出来事を推測する表現する方法を今回はみていきます。

◎ Must + 現在完了(have + 過去分詞)
「~したに違いない」「~だったに違いない」
ほぼ間違いない場合(決めつけているニュアンス)になります。

“must”は 「~するべき」「~しなければならない」という意味ですね。

これに現在完了を付けると、
「(実際のところはわからないけども・・・)~に違いない」
という推測に断定的なニュアンスが含まれてきます。

A:Tom went to play golf yesterday.
昨日、Tomはゴルフに行ったんだって。
B:He seems very happy this morning.
今朝、Tomご機嫌だったよ。
He must have played well.
良いスコアが出たに間違いないね。

この場合はTomのスコアはわかりません。
ご機嫌な様子、などからの推測ですが「おそらく間違いないよね」の状況で
He must have played well.
良いスコアが出たに間違いないね。
となります。

いつも寝坊をしている人がいて、遅刻してきた場合。
遅刻した理由はまだ知らないけども、今日も寝坊でしたんでしょ、というシチュエーションで

A:Tom was late today.
今日、Tom遅刻したんだって。
B:Again! He must have overslept.
また! 寝坊したに違いないわ。
A:I think so, too. 
私もそう思うわ。

◎ 助動詞 +  haveの発音
これまで助動詞+have p.p. を使うシチュエーションを説明してきましたが、
よくされる発音の仕方を説明しておきます。

ネイティブは助動詞+ haveを発話する時、 have の “h” の音を発音せず、”ave” の音がその前の助動詞に引っ付つけて発音をすることが大変多く、
should have → シュダブ(shouldave)
could have → クダブ(couldave)
must have → マスタブ(mustave)

否定形の場合
shouldn’t have → シュドゥンタブ(shouldn’tave )
couldn’t have → クドゥンダブ(couldn’tave)

と発音されることが多いという事を知っておくとリスニングにも役立ちますよ。

他の「助動詞 have + 過去分詞」の使い方はこちら
"could have+過去分詞"の使い方
"should have+過去分詞"の使い方