皆さんは韓国ドラマを観たことはありますか?
今回は実際に観た韓国ドラマの中で一番のお気に入り【福寿草】を題材に、最初は興味が無かった私が、
「韓国ドラマはこうはまる!!」
の実体験をお伝えしたいと思います。
まず、今回ご紹介する福寿草についてですが、主人公は貧乏な女の子、主人公の彼氏はお金持ちの御曹司、主人公を目の敵にするお金持ちの美人性悪女、がメインで出てくるお話しです。
この時点で、あるある!と思われる方多いのではないでしょうか?
日本のドラマと違って全100話以上あるので始めの内は正直ゆっくりダラダラとお話が進んでいきます。
こんな感じで恋愛ドラマが続くのか・・・と始めの数話で早々に飽きて、「あと90話も観れない」と諦めモードに入りかけます。
しかし!韓国ドラマが本領を発揮するのは1/3を過ぎてからなのです!!!
福寿草もそうでした。
序盤のグダグダしていた内容が嘘の様に、次の話を観ずにはいられないほどの展開が待ち受けております。
恐ろしいほどのギャップです。
ほんわかとした恋愛模様は後から考えるとほんの一部。
そこからは裏切り、犯罪、略奪、周りの人や家族を巻き込んでの偽り、妬み、復讐のオンパレード。
地位と権力をこれでもかというぐらいに使いまくります。
やられっぱなしでも一向に疑おうとしない、警戒しない、すべてを信じようとする主人公に「なんでやねん」と何度もつっこみを入れ、イライラし、2度目の飽き期を迎える事もありましたが、それを超えたら一番の見どころがついに始まります。
そうなったらもう止まりません。毎日が寝不足です。
今まで大人しかった主人公の精神面が急激にパワーアップし性悪女への反撃開始です。
その頃には服装やお化粧だけでなく、顔つきがまったく変わってきます。
見るからに強い女性へと変貌を遂げていくのでした。
韓国ドラマの悪役はヒクぐらいの悪さを演出しています。
ですので、主人公の反撃がスパンッと決まった瞬間の気持ちよさは、これ以上ないくらいスッキリ爽快感があります。
悪役の行動にイライラしてきたのも、全てはこの時のためなのだなと心から思えます。
そして、必ずサブでいるのがそんな主人公を陰で支える男と性悪女を擁護するとんでもない家族です。
福寿草にももちろんいました。
初めは犬猿の仲だったのに、いつの間にか主人公に魅かれ、見返りを求めず自分を犠牲にしてでもひたすら主人公に尽くす心優しき男。
そして、どんなに悪いことをしようとも
「悪いのはこの子ではない、あいつのせいだ!」
とひたすら性悪女を正当化する家族。
そう、韓国ドラマのキャラクターは一人ひとりがとても濃いのです。
そして、善人と悪人の差が天と地ほどに分かれていて、善悪が分かりやすい構図になっています。
はっきりし過ぎていますが、それが観やすさ、引き込ませる要素なのかもしれません。
ぎりぎりまでどんでん返しが続き、本当に次で終わるの!?
とハラハラドキドキさせられ続け、気づくと最終話まで見終わっています。
ラストスパートは続きが気になり過ぎて寝させてもらえない程、怒涛の展開が待ち受けています。
ただし、必ずしも全ての事がハッピーエンドという幕引きではなかったりします。
一部ハッピー、一部衝撃、苦い涙・・・ という具合です。
鑑賞したスタッフは皆、あるサブキャラの一人の最後の展開に胸を打たれ、涙し、苦しい想いを抱きながら観終わりました。
主人公はこの人だったんじゃないかと思わせるほどの存在感を残し、その人物は私たちに無償の愛を教えてくれたのです。
ぜひ、どの人物なのか考えながら観ていただけたらと思います。
想像以上にありえない展開が多い中に、現実でも実際に起こり得そうなリアルな内容があったり、いろんな意味でやり過ぎ感があるのが
「韓流ドラマ!!!」
皆さんもそんな韓流ドラマの世界にはまってみませんか?